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破妖の剣ファンサイト付属ブログ
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まさかこんな日がこようとは。

寂しいです。ちょっとショックです。
更新しなさすぎてHPを消されるなんてこと、この6年間さすがになかった。

でも、今の状況でHPを復活させるべきかどうかはわかりません。
破妖はとても大切ですが、私はこの1年、書こうとしても破妖2次が書けなくなっていました。
今もです。
ラスさまの絵を描くことはあっても、ふたりのいる世界を思い浮かべることができない。

また書けるようになる日が来るかもしれないし、来ないかもしれない。
それまではお休みだと思います。

HPそのものは物置として、2次からでも破妖を知って頂くために、
今破妖を愛している方に破妖を愛した私がいたことを見て頂くために再会することがあるかもしれません。

破妖とふたりの幸せを願って。
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サークル内で役職をもらって、いろいろやっています。

何か始めようとすれば、その中には成功も失敗もあって、
本当の成功・失敗と別に他者の賛成・反対もある。
そして、人の中で物事を為していくのなら、他者の賛成・反対に対してどうするかも大事。
一つ成功があっても奢らずにいれば、人の指摘にも適切に対応できるはず。
いつも真実を見極める目を持とうとしなくてはなりません。

物事にはいろいろな側面があって、できるだけ、全ての側面を考え合わせてよりよいことを為さなければならない。
組織内で役職を全うする上では、よりよい道具でありたい。


+++++++++


人の死は、いろいろな可能性を教えてくれる。
漫画原稿の描きすぎで覚悟の上過労死した同人作家。
彼女は、描きすぎて死ぬだろうけど、絶対幸せだったと言い切れると遺書を残していた。

人の一生は自由。
生んでもらって、命を与えられて生きてきているけれど、結局はひとりの人間だから。
人はひとり。
何かをしすぎて死ぬも、何もせず死ぬも一人の人間の選択なら、認めうること。

思いには程度があって。
程度が強いものがあれば、弱いものもある。
思える精一杯は、人によって違うと思う。

自分の生を賭す思いと、
自分の未来には勝てない思いと、
どちらも、決して否定されるべきではない。

ただ、程度の選択肢もいくらでもあるのだということが新鮮だ。
ひとといういきものは、思いのために死ぬことができるのだと。

音楽に生きる者は、すべてを音楽に捧げることができるだろうし、
愛に生きる者は、自己実現を伴侶のための存在へと規定できるだろうし。
純粋に思えるその強さに敬服する。
そして、自らの望む思いのためでなく死にゆくことは、どこまでも悲しいと思う。

思いに死にたいと思う。
だって、とても幸せだと思うから。
思いに死にたい。
いつか、今までの喜びを全て覆すような、強い思いに出会えるだろうか。
自己犠牲の甘さではなく、できることならもっと自己中心的な思いで死にたい。

最近破妖ファンサイトが弱ってるせいか、検索エンジンの上位に入るようになってしまったこのブログ。
内容は無いのに。
私がラスさまだ闇主さまだと呼びすぎるからかもしれない。

でもせっかくいまだに破妖を検索してくださる方がいるのだから、私のほうも熱く語りつつ、まあ今日は草稿でも。


固い寝台の上で眼を閉じる。
似ている、と思う。
石造りの家、裾の長い衣服、曇りの多い気候も。
そうだ、あの頃はいつも、暗闇が怖くて縮こまって眠っていた。
カラスが一羽、カラスが二羽。
優しかったおばあさんはいなくなってしまって、パライスおばさんは怖くて、クラマーラは近寄りがたくて……
カラスが三羽、カラスが四羽。
そうだ、こんな夜だった。
真っ暗で静かで、眠れなくて、
さみしくて、悲しくて……
胸の奥が苦しくなり、思わず体を丸める。
「ラス?」
闇主の声が降ってくる。
あの時とそっくりだと思う。
ゆっくりと体を起こし、微笑んだ。

 

↑なかなか書きあがらないお話A。

今、京大正門の前の通りは屋台でいっぱいです。
京大にほとんど隣接している吉田神社の節分に合わせての屋台らしい。
通りから境内の奥まで、1キロくらいありそうな屋台の連なりに驚いてふらふらと境内に向かって鳥居と階段を見上げると、 澄み切った空に満月が上っていました。
献灯の朱がかった光と満月の蒼い光。
祭りの前夜で、お店は並んでいても人はごくまばらで、準備する人の気配さえもひっそりと静か。
なんとも幻想的で離れがたく、お札や正月飾りを焼く火炉祭の準備をする境内を通り、吉田神社の名物『大元宮』まで引き寄せられるように歩いてしまいました。
ほんの少し坂を上るだけなのですが、静かな夜に、ひとりで献灯と出店のための明かりの中を歩いていたら、少し酔いました。
そして、神社は山で、森で……神隠しでもありそうで、ちょっと恐くて。
夢のような浮ついた小道の後、大元宮の前にちょっと開けているところがあり、そこへ踏み込んだ瞬間は驚きました。
蒼い月の光が、あまりに鮮やかにその場所に満ちていて。
小道では木々の枝葉からほんの少し透けていただけの満月の光は、木々が避け灯もなくなったそこでたっぷりと湛えられ、暗さになれた目にあまりに鮮烈でした。
どうして月の光はこんなにも綺麗なのでしょう。
夜ごと電灯で照らされて生活しているのに、私は月の光でものものの影が見えるときほど驚くことはありません。
月の光に照らされてうっすらと浮き上がる夜の景色ほど神秘的なものはありません。
大元宮なんて私は自分で行こうとしたことはないのです。
月と祭りの引力に引きずられて上ってしまいました。
これからも月の夜には迷い込みそうな気がします。

 


夕暮れの、薄い碧の、鳴るように澄んだ宝石の空。
思い出す。
―――ああ、×××の空だ。


あの空に漂いたい。
花が水面に漂うように、小さな重みを、すっかり預けて。

その空に身を沈めたい。
指輪が水底へ沈むように、ゆるやかに錐もみしながら。

 

澄んで深い空の奥には何がある?
お前の底には何が待っているんだ。

この空に融けたい。
心も身体も、すべてとけおちて、同じものになったらいいのに。

 

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